どうしてほかの保険商品や、貯金に比べると学資保険は貯蓄性が高いのでしょうか。
学資保険の一番のメリットともいえるこの貯蓄性の高さにはいくつかの理由があります。
まず、保険料を長期間払っていくことで、保険会社の収益が安定し、保険会社自体が資産運用が可能だということです。

保険料の一時払をしてくれる契約者に特典や保険料の減額があるのは、一括でおおきな金額を得ることで保険会社にメリットがあるからと言えます。
安定的に資産運用が出来ることで、配当を出すことも出来ます。
保険会社は契約者からの保険料を預かり、運用することが必須なのでこうした学資保険は収益を上げる主力製品なのです。

さらに、学資保険は余計な特約をつけないことで、損害リスクが低い製品とも言えます。
万が一のケガの場合や、育英保険の要素のある特約を付けると、学資保険でも元本割れを起こすのはこのためです。
余計な特約を一切付帯しないことで、満期保険金も元本を超える支払いが可能になっています。
多くの学資金を残したい場合に特約付帯を勧めないのはこのためです。
もちろん、特約を付帯しておくことで万が一の時の安心感はあるので、自分にはどちらが合うかを吟味してから付帯しましょう。